垂れ流す場所

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VSCode へ移行している(N日ぶりM回目)

Vim を使うことをやめた。理由は、もう VSCode の体験がすごく良いから、というだけである。

おそらく10年弱は Vim を使ってた。その操作体系もすごく気に入っていた。 が、何か新しい言語、フレームワークを学ぼうとすると、公式には大抵 VSCode 向けの何かが案内されている状態である。もう事実上のデファクトスタンダードになってる感がある。これが Vim だとメンテから必要になるのが現実である。有限の時間の中で必要な情報を拾っていくのに、もう Vim に構う時間はない、そう結論をくだした。

…みたいなくだりを何回もやってるんだけど、ついに今回は Vim そのものと決別することにした。Vim プラグインを入れないことにしたのである。Vim を捨てるには、一切の関係を断ち切らねばなるまい。Vim の操作体系を覚えられたのと同じように、VSCode の操作体系だって覚えられるだろう。過去には Emacs を覚え、Vim を覚え、そして VSCode になっただけだ。

で、VSCode を使い始めてるんだけど、なにこれめっちゃ便利やん…となっている。

特に WSL との連携が便利で、とりあえず VSCode 開けば WSL 起動してくれるのが、地味に便利なのよ… しかも Windows 再起動しても前に開いてたフォルダを覚えてくるのも地味に便利で、これが Windows Terminal だとホームディレクトリからやり直しなわけですよ…地味に便利。

あと、特に VSCode 特有ってわけじゃないんだけど、VS Notes って拡張が便利に使えていて、何が便利って、ディレクトリ単位で VSCode 起動するじゃない、だからメモ用のアプリが常時起動してる感じになるのが便利なのよね…(そんでバックエンドの同期用に Google Drive 使ってるんだけど、iOSGoogle Drive と同期できる良い感じのテキストエディタがないから、困っている。とは言え、もう Pixel 6 pro をセールに合わせて買ったので、それが届くまでの辛抱である) このメモ問題もずーーーーーっと悩んで色々試してみたけど、なんか、え、こんなんで良いの?みたいな気持ちで終わりそう…これがゴールか…

そんでそんで、Settings Sync はすごく便利、マシン間の設定の同期とか、Emacs 時代からいろんな事を試したけど、どれもなーんか面倒なのよ!結局、最終的には private gist にペッとあげる運用をしてた。が、Settings Sync はすごく便利で、初めて起動したら VSCode から「設定同期する?GitHub でログインしてね?」って聞いてくれて、そしたら同期されるんだよ…便利すぎでしょ…

・・・まぁ結局のところ「良い感じにやっといてくれる」のが便利で、全部自分で設定する気力がなくなってしまった…というだけなんだなこれが。

操作体系は、思ったよりすんなり移行できた。基本的にはすべてデフォルトのキーバインディングでやっている。マウス(というかトラックボールか赤ポチだけど)だって必要に応じて使うようにした。Vim のようなモードの概念がないので、Ctrl/Alt/Windows キーを多用するし、今まで使ったことないキーも使う感じ。要は現代版 Emacs だよね(?) マルチカーソルはまだ使いこなせてないけど、ちょっとずつ慣れようとしている。とりあえず Ctrl+d が便利っぽい。Vim の矩形選択より柔軟性があるんだな、と思った。

で、操作体系が変われば、Kinesis Advantage の配列も変える必要があるかな、と思っている。特に僕は Home を潰しちゃってるので、こいつをどうにかしないとかなぁ、とか思っている。 まぁまだ思っている段階。

というわけで、なんか今回は VSCode に完全に移行できそうな気がしている、という話だった。