"Getting a SOLID start." を読んだ感想
昨日、SOLID 原則から復習しよう、と書いた。
書いたんだけど、そういえば僕は SOLID 原則についてきちんと調べたことはなく、雰囲気で理解していた事に気づいた。 ネットで色々調べてみたんだけど、いまいちピンとこない。(いや、理屈はわかるけど、もっとアンクルボブの気持ちを理解したいんだ。)
…んで Clean Craftmanship には Clean Code に書いてあるってあるけど書いてないし、しょうがないから、もう一冊詳解されていた本を買った、古い本なので物理本しかないようだ。
で、届くまで、もうちょっと調べてみていた。
ひとまず英語版 wikipedia を読んでた。
first introduced in his 2000 paper Design Principles and Design Patterns.
すごいね、2000年が初ってことは、SOLID 原則が提案されてから、22年が経ってるよ!このペーパーをひとまず読んでみようとダウンロードはしたけど、ちょっと分量もあるので休み休みやる。
で、もう一個記事が紹介されていて、それがタイトルにもあるこの記事。
こっちは短くてサクッと読めたので、読んだ感想を書く。(英語に理解には何か間違いがあるかもしれない)
- 「原則とはルールでも法律でもない。経験則に名前がついたもの」みたいな事が書いてある。なるほどなぁ。と思う。
- 「原則はどんなルールを適用すべきかの判断を助けるもの」みたいな事が書いてある。なるほどなぁ、と思う。
- 「とにかく書いて、間違えて、それを振り返って、あとは他の人のくだした判断とその結果を見て、考えよう」みたいな事が書いてある。なるほどなぁ、と思う。
なるほどなぁ、としか思っていない。
この記事は、「SOLID 原則をどうやって始めるのか」という質問に対して、つまるところそれは明確にこれから始めます、と言って、すぐに身につくものじゃないんだ、という事を言っている。何度も何度も繰り返し判断して、反省して、その中でどういうものかわかってくる…みたいな事なんだろう。
これまで読んだ Clean シリーズの中で出てくるアンクルボブのイメージと、この文章から受ける印象が同じで、なんか安心した。もしくは、そっちで予習してるからすんなり受け入れているところがあるかもしれない。
そんな感じで、英語と格闘してペーパーの方も読み進めつつ、「アジャイルソフトウェア開発の奥義」の到着を待ちたい。