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tanaka51のブログ

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「ストラウストラップのプログラミング入門」読み終わった

書評


ストラウストラップのプログラミング入門

ストラウストラップのプログラミング入門

読み終わりました。
読み終わってすぐの興奮した状態で書いてるので文章めちゃくちゃだったらすみません。

高いです。
分厚いです。
長いです。

読み終わった今では、見た目、値段以上の価値があると私は確信しています。

これは、「プログラミング」の入門書です。
プログラミング言語」の入門書では無いです。

本当の初心者がプログラミングを独学で学ぶ為の本では無いです。
一人で読むなら、最低でもプログラミング環境を自分で整えられる位の力が必要です。
または、ベテランプログラマにいつでも助けてもらえる初心者が対象です。
本書の目的通りに、大学やら新人研修のテキストとして扱うのが一番だと思います。


扱っている範囲が、ものすごく広大です。
Hello, worldから、I/O、関数、型、抽象クラス・継承・ポリモーフィズム等のオブジェクト指向プログラミング、ジェネリックプログラミング、STL、例外処理、GUIプログラミング、テスト手法、デバッグ方法、各種アルゴリズム、設計方法、プログラミング言語の歴史、C言語との連携、等々。(順不同)
1冊の本でこれだけの事が学べます。
広く浅い面もあるかもしれません。が、本当の必要最低限が学べます。
1ページも目をそらす事ができません。
無駄なページは無いです。
それが1000ページ以上続きます。
練習問題を全てこなせば、スキルはかなりアップするはずです。


またストラウストラップ先生は、Cスタイル(C言語のようなプログラミングスタイル)で「絶対にかくな」と本書中に何度も出てきます。
私自身、実はきちんと「Effective C++」を読んだ事は無いのですが、この本には「Effective C++」でのエッセンスが散りばめられてるように思われます。
C++作者による最新のC++のプログラミングスタイルを直伝されていると思うと、とてもわくわくします。
それと対比して、Cスタイルがいかに酷いか、という例示が何度も出てきます。
きっと、C++なんてbetter Cだっていう日頃からの批判の鬱憤を晴らしたかったのでは、なんて邪推までしてしまうくらいです。
実際、本書で語られるC++の書き方を行えば(行えれば)、少なくともCスタイルなんかよりは数倍も安全で綺麗なプログラムが出来上がると思います。

この本を読んで学んだ初心者プログラマは、あのにっくたらしいCスタイルでプログラムする事は無いでしょう。
そういう意味で、負の連鎖を断ち切るべく初心者プログラマは全員この本を読むべきです。


どこを読んでいてもワクワクしてきます。
ストラウストラップ先生の情熱がひしひしと伝わってくる。
翻訳もとてもこなれていて、読んでいて違和感を感じる所がとても少ないです。
読み物として面白いってのは重要です。


まとめると、

  • 最新の(C++)プログラミング手法を段階的に学べる
  • 現代的なソフトウェア開発手法を学べる
  • 確実にプログラマとしてスキルアップできる
  • 読んでいて楽しい
  • お値段以上の価値有り
  • 自分がプログラミング初心者だと思う人は全員買うべき
  • C++は素晴らしい言語


後で追記するかも。

(追記)
こちらの方がものすっごく良くまとめてあったので、リンク。
http://d.hatena.ne.jp/eel3/20110813
一部内容が対立してるっぽいけど、本質的に言いたい事は同じですよ、と。

ストラウストラップのプログラミング入門

ストラウストラップのプログラミング入門


Effective C++ 原著第3版 (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)

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